世襲議員「石破茂」元幹事長と「安倍晋三」首相

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来月の20日の木曜日に、自由民主党の総裁選挙の投票と開票が行われます。

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出典:ウィキペディア

 

「石破茂」元幹事長と「安倍晋三」首相が出馬を表明

「石破 茂」元幹事長は、「石破 二郎」元自治大臣・鳥取県知事の長男です。
片や、「安倍晋三」首相は、「安倍 晋太郎」元外務大臣の次男で、「岸 信介」元首相の孫です。
自由民主党の総裁には、世襲議員か2世議員しかなれないのでしょうか。

 
自民党の国会議員の世襲率は、約28%に達し、前回の総選挙では2世議員どころか3世議員が数多く目に付く有様です。国会議員全体でも、約11%の世襲議員がいます。特に、閣僚20名の中で、2世議員は12名、世襲議員は10名で世襲議員率は50%という高さです。

 
さらに、政権与党の自民党の執行部の4役は、幹事長の「二階 俊博」氏、以外は世襲議員です。

 

政治人材の劣化の諸悪の根源は「政治業の家業化」なのか?

北朝鮮を「金日成」「金正日」「金正恩」と世襲を3代続けたことにより、権力が集中し、非民主的な独裁政権の形成した最大の原因としていることは、異論をない事実です。

 
日本政府だけでなく世界中の政府が、世襲を3代続けたことによる権力の集中が、人権弾圧の諸悪の根源と認めていることは周知の事実です。

 
しかし、日本の政治の中枢を担っている自民党の国会議員の約28%と、内閣の閣僚の半分が世襲した人物達で占められているのが日本の政界の紛れもない現状です。

 
世襲議員の全員が無能とは言いませんが、有能な人材の政治参加に、議員世襲は厚い壁となり立ちふさがっていることは否定することは出来ません。

 
現在の安倍首相から遡ること、第78代の「宮沢 喜一」首相から世襲議員ではないのは、「村山 富市」「森 喜朗」「菅 直人」「野田 佳彦」首相の4名だけです。

 
この4名以外は、すべて世襲議員です。
この中には、「細川 護煕」「羽田孜」「鳩山 由紀夫」は、自民党以外のから選ばれた内閣総理大臣も含まれています。

 
世襲でない議員候補はゼロからスタートしなければならないのに対して、親や祖父の跡を継ぐと「地盤」「看板」「カバン」があるので、選挙は戦いやすいのです。

 
つまり、何の志も持たず、何の政策も持たない、親や祖父が国会議員であったというだけの人間が、選挙に勝てるという理由だけで、利権を守りたい支持者に神輿に担がれ、国会議員という政治家が次々に生まれているのです。
このような政治家達は、ゼロからスタートして、志を立て、政策を立案して、選挙で当選した、政治家とは、志向、性質、識見、力量が明らかに異なります。

 
昨今のように、大勢の世襲議員が増えると、国会議員の質の低下は明らかで、閣僚の相次ぐ不祥事、失態、失言が目立つようになりました。

 

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政治家という人材の劣化を憂いているのは私だけでしょうか。
恵まれた環境で育ち、庶民の生活の苦しさ不満が理解出来ないだけでなく、東京で育ち選挙区を知らず育った人間が多数の国会議員になる現象は、日本という国家・国民に好ましい結果をもたらしてくれるのでしょうか。

 
安倍晋三首相は、獣医学部の新設が約50年間ないのは、参入障壁の高さが問題にして規制緩和により、加計学園の獣医学部の設立の正当性を国会で重ねて主張しました。

 
既得権益を認めないことや、参入するハードルの高さを問題視して獣医学部の新設の規制緩和をすることより先に、大勢の自民党議員の世襲により、有能な人材の政治離れや選挙の投票率の低下を問題視すべきではないのでしょうか。

 
この問題が解決出来なければ、政治家は国民ファーストではなく自分ファーストあるというイメージは払拭できるはずがありません。ちなみに、アメリカの連邦議会の世襲比率は5%です。

 

 

世襲議員を増やさない対策とは?

現行の「政治資金規制法」では、引退する親の政治資金団体から、子の政治資金団体に資金を移動するのに、寄付という形であれば相続税はかかりません。

 
この「カバン」と呼ばれる政治資金だけでなく、後援会組織、秘書グループ、事務所などの「地盤」と地元に浸透した知名度の「看板」にも相続税はかかりません。

 
政治家以外の個人であれば、財産を相続すれば相続税を支払う義務があります。
「地盤」「看板」「カバン」を受け継ぐ世襲議員と、世襲ではない、自らが政治の志を立て、政策を立案して、選挙を立候補して政治家を目指す人物の選挙戦は、私の主観ではフェアな戦いには思えません。衆議院の小選挙区は、世襲候補の当選が40%という調査結果があるようです。

 
せめて、「政治資金規制法」を改正して、「カバン」と呼ばれる引退する親の政治資金団体から、子の政治資金団体に資金の移動には、相続税を課税すれば、安易に世襲する議員の抑制になるはずです。

 
我が国の政治の世界の現実は、世襲議員は若くして当選することで、当選回数を多く重ねることできるので、若い時から閣僚に就く確率が高く、さらに、首相の座を目指すことも多いようです。

 
余談になりますが、現在、NHKの大河ドラマ「西郷どん」が放送されています。
「西郷 隆盛」は、民のことを考えず「徳川幕府」のことばかりを考えている「徳川 慶喜」と決別して、薩長同盟を結び倒幕を目指すシーンがあります。

 
薩摩の一下級武士に過ぎない「西郷 隆盛」は、何故「徳川幕府」を倒せたのでしょう。
それは、自分ファーストではなく国民ファーストの信念と姿勢が評価されたからでしょう。
取り巻きの支持者の既得権益を守るためのだけの国民ファーストではない、自分ファーストの無能な世襲議員達が国政を牛耳ることは、国利・国益を損なうことは明らかな事実です。

 

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