平均寿命が30年も短くなる!恐ろしいアルコール依存症

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お祝いの席やパーティーなどで飲むお酒はとても楽しい気分にさせてくれますよね。ほろ酔い気分になると普段あまり話さない人とも気軽に挨拶ができたり、昔話に花が咲いたり。

仕事上でもお酒は欠かせないという人は多いかもしれません。居酒屋などでは取引先との商談や上司との打ち合わせを行っているビジネスパーソンを日常的に見かけます。

このように人間関係の潤滑油にもなるお酒ですが、依存症になる人が後を絶たないのも事実なのです。

 

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アルコール依存症の症状は?


美味しく楽しいはずのお酒なのですが、お酒なしではいられない状態、いわゆるアルコール依存症になってしまう人が後を絶たない現状は無視できないものになっています。現在の日本のアルコール依存症患者は440万人にも上ると言われているほどなのです。

アルコール依存症の初期症状は、酔いが醒めると不安感が襲ってきて飲酒したくてたまらなくなるというものです。症状が進行すると脳神経や脳細胞に異常をきたし、脳の萎縮が始まります。脳が委縮するので当然記憶力の低下や幻聴、幻覚などが現れるケースも多々見られます。

内臓にも負担がかかり、腎臓や肝臓、すい臓などの機能不全が起き、動悸や吐き気といった現象が顕著になっていきます。最終的には意識混濁状態となり死に至ってしまうのです。

アルコール依存症患者の平均寿命は52歳~53歳程度と健康的な人と比較すると約30年も短く、アルコール依存症がいかに恐ろしいかを如実に物語っています。

 

アルコール依存症になる原因は?


アルコール依存症になる原因には様々なケースが考えられますが、そのほとんどに精神的な問題が絡んでいると言えます。

いくつか実例を挙げてみましょう。

 

・不眠解消のための寝酒が原因で依存症になる
・離婚した寂しさを紛らわすため酒量が増えて依存症になる
・対人関係がうまくいかずお酒の力に頼り依存症になる
・専業主婦となった空虚感からキッチンドリンカーとなる
・失業した絶望感から依存症になる
・うつ病の苦しみから逃れるために依存症になる

 

このように社会とのあつれきや対人関係のもつれ、ストレス、生活に対する虚無感、病気の苦痛などから逃れようとした結果、お酒にはまり込んでしまいアルコール依存症になるケースがとても多いのです。

そのため、アルコール依存症からの脱却には精神的なケアが必要不可欠であると言えるでしょう。

 

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アルコール依存症の治療法は?


アルコール依存症の治療は段階を踏んで行うのが有効です。その理由として、アルコール依存症の治癒には平均で3年程の長い年月を有するとされているからです。

 

3年はかなり長い道のりです。

長いからこそ心身の状況を見極めながら一歩一歩治療を進めることが大切なのです。

では具体的にはどのように治療を進めていけばよいのでしょうか。

 

第1段階
断酒し、通院することが治療の第一歩です。病院では体からアルコールを抜くために生理食塩水の点滴を施します。抗酒薬というお酒が苦手になる薬を使い断酒を促す治療も行うことがあります。動悸や震えなどの禁断症状が出る可能性がありますが絶対にお酒に手を出してはいけませんし、家族も患者が飲まないよう気を配る必要があります。禁断症状がひどくなり家庭内で暴力を振るうような場合には入院治療に切り替えなければなりません。

 

第2段階
アルコール依存症患者の特徴的な症状として、本人が依存症であることを認めないことが挙げられます。そのため、断酒させられたことに対してイライラしたり怒ったりという現象が見られます。
早いうちに本人が依存症であることに気づくのが治療への近道であることから、医療関係者も交えたアルコール依存症体験者のミーティングに参加する治療方法が第2段階として行われます。

初めはなかなか依存症であることを認めない患者も、体験者の話を聞くうちに徐々に自分が依存症であることを理解し始めるそうです。
ただし、油断するとついお酒に手を出してしまう患者もいるので、この段階ではまだ完全に治癒とは言い切れない状態です。

 

第3段階
ミーティングを通して断酒の重要性を理解し、自らが積極的に治療に専念する段階です。
ただ一度お酒の魔力に取りつかれた人はなかなか立ち直るのは難しいものなので、この段階でもドクターや家族のサポートは必要になります。

 

第4段階
社会復帰に向け完全に断酒に成功する段階です。アルコール依存症体験者のミーティングでも自らお酒の怖さを話すなど、心の平静さも保てるようになります。

 

まとめ

「酒は百薬の長」などとも言われるように、適量であれば大きく健康を害することはありません。
人間関係を円滑にしてくれたり、食事を美味しく引き立ててくれたりするお酒。長く上手に付き合っていきたいものですね。

 

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