ミミズがアスファルトの上で干からびているのはなぜ?

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雨上がりなどの朝の散歩道を歩いていると、アスファルトの上でミミズが大量に干からびている光景を目撃します。あなたも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

 

私も踏まないように気をつけて歩いていたものの、あまりの大量さゆえについ踏んでしまい、激しく後悔した記憶があります。「なぜこんなところで・・・」「おとなしく土に戻ればいいのに・・・」と正直思ってしまいます。

 

しかし一体なぜ、ミミズはリスクを冒してまでわざわざ地上に上がってきてしまうのでしょうか。その原因とメカニズムを調べてみました。

 

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土の中の酸素が影響している!

ミミズが地上に上がってくる理由の1つとして「酸素不足」があります。雨が降ると、土の中にどんどん水が含まれていき、同時に土の中の酸素も減っていきます。そこでミミズたちは息苦しくなり、必死で地上に這い上がってくるというわけです。

 

地上まで上がったらそこで雨が止むまで待機していればいいのですが、アスファルトまで辿り着いてしまったミミズはすぐに土に戻ることができず、やがて雨が止み、日が当たることで体が乾いてしまい亡くなってしまうのです。

 

ミミズには呼吸器がない!

水分が100%に近い状態でしか生存できないミミズは、呼吸器官のようなものはなく、からだの表面全体で皮膚呼吸を行います。

 

したがって日が当たったり、湿度の変化の影響でからだの水分が奪われると体温調節などの機能がないためすぐに干からびてしまうのです。土に戻るのにも少々時間がかかってしまいますからね。

 

このような過酷な状況にさらされる彼らにとって、
アスファルト舗装の多い都会は本当に生きづらい環境です。

 

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さらにミミズを襲う過酷な環境

雨以外でも、ミミズが地上に追いやられてしまう理由がもう1つあります。
それはコウガイビルというミミズを襲う小動物です。

 

 

コウガイビルはミミズと同様、私たちが暮らしている周辺の土の中、近所の石の裏や朽木の中などに生息しています。

 

主に湿った土壌を好み、体形は「ひも状」でナメクジやカタツムリ、そしてミミズなどに巻き付いて消化液をかけ、肉を溶かして飲み込むという恐ろしい生き物です。

 

ミミズは土の中でコウガイビルからの攻撃から逃げて、地上に出てくることもあります。そして太陽の光や湿度の影響で水分を奪われそのまま命を落とすこともあります。

 

これも食物連鎖の一つなので仕方がないかもしれませんが、ちょっとかわいそうですよね。

 

ミミズも地球に貢献している

ミミズが地上に出てきて干からびてしまう原因、なんとなく理解できたでしょうか。
1つは雨水や湿度による酸素不足のため、
そしてもう1つは土の中にいる天敵(コウガイビル)の影響です。
本当に過酷な環境ですよね。

 

ミミズは約6か月の寿命と言われています。

そんな短い命のミミズですが、人間が生きていくうえで非常に役に立っています。

それは植物・野菜を育てていく上で最適な土壌環境を作ってくれていることです。

ミミズは土の中の有機物や微生物を食べて粒状の糞を排泄します。それが栄養のある土となり、私たちが生きていく上で欠かせない「野菜」や、道端に咲く綺麗な「草花」として受け継がれているのです。

 

 

子供の頃、理科の時間に「食物連鎖」の勉強をしましたが、今回はちょっとした復習になりましたね。
「手のひらを太陽に」という唄にも登場するミミズ。
ミミズは本当はありがたい生き物。道端で見かけたら感謝しましょう。

 

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